コロナウイルスと変刻律の間にある深い関係

お疲れ様です、武田です。

 

新型コロナウイルスの感染者の数は日に日に増えていっています。

 

それに伴い、医療現場では懸命の対応が続いており、

現場からは「限界が違い」という声がいたるところから

聞こえてきています。

 

平成時代においては、サーズやマーズといった感染症が

流行りましたが、

令和時代のコロナはサーズやマーズの比ではないくらい感染が拡大しております。

 

そんな2020年ですが、2018年から続きました

変刻律の最終年でもありました。

 

この記事ではこの話題について触れていきたいと思います。

 

 

六十干支とは?

この説明をする前に、

六十干支につきましてご説明します。

 

六十干支の中には、干支という言葉が登場します。

 

干支とは、皆さんにとってもなじみのある

 

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

 

のことです。

 

今年は子年で、来年は丑年ですが、

このように1年ごとズレていきます。

 

そして、干支というのは本来、「干」と「支」に分解することができます。

干支=子・丑・~・亥の十二支を指すのではありません。

 

支というのが、先ほどの子・丑・~・亥の十二支を指すものになってくるのです。

 

では、干というのは何を指すのかといいますと、

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十個を指し、

十干と言われます。

 

身近な例でいいますと、

契約書などで甲乙丙というのが登場しますが、

これらはこの十干から来ています。

 

そして、この十干と十二支の掛け合わせで出てくるのが、

六十干支となります。

 

10干×12支で、120通りとなるんじゃないの?

と思われる方もいらっしゃると思いますが、

60通りとなります。

 

といいますのも、十干も十二支もそれぞれ

陰と陽のグループに分かれるからです。

 

陰の十干は陰の十二支とくっつき、

陽の十干は陽の十二支とくっつくため、

 

5×6×2=60、ということで、

全部で六十干支となるのです。

 

還暦とは60歳になることをいいますが、

この言葉の由来はここからきています。

 

生まれた年の暦に還るということで、

60歳になることを還暦と呼ぶのです。

 

ちなみにですが、

 

陰の十干は、乙・丁・己・辛・癸

陽の十干は、甲・丙・戊・庚・壬

陰の十二支は、丑・卯・巳・未・酉・亥

陽の十二支は、子・虎・辰・午・申・戌

 

となります。

興味のある方はぜひ、覚えていただければと思います。

 

 

変刻律とは何なのか?

先ほどお伝えしました、六十干支の中には

異常干支といわれる干支があります。

 

 

 

この異常干支というのは全部で11個あります。

参考として書きますと、

 

戊戌・己亥・庚戌・辛巳・壬午・甲戌・乙亥・丙戌・丁亥・戊子・癸巳

 

となります。

 

そして、この異常干支が3年連続で続く年のことを変刻律と呼びます。

 

ここ3年でいいますと、

 

2018年 戊戌

2019年 己亥

2020年 庚子

 

となり、変刻律となります。

 

ちなみにで、約10年前の

 

2006年 丙戌

2007年 丁亥

2008年 戊子

 

という3年間も変刻律でした。

 

 

変刻律はどんな時なの?

その字の通り、変わるタイミングとなります。

時代の変わり目といっても過言ではないでしょう。

 

約10年前の変刻律でしたら、

2008年にリーマンショックが起き、社会は大混乱となりました。

 

そして、今回の変刻律では、

元号が令和に代わり、コロナウイルスが蔓延することになりました。

 

これにより、

 

・働き方

・人の価値観

・自殺者の激増

・倒産が激増

・人の往来の減少

 

といった事態になり、

従来の価値観や考え方が大きく変わりました。

 

変わるのが当然な時代。

それが変刻律なのです。

 

 

暦は巡り

暦というのはいつにどの六十干支がまわってくるかが

事前にわかります。

 

これはつまり、

未来の先読みができるということなのです。

 

この年にはこういったことが起きやすいので、

その備えとしてこういうことをしておこう。

 

こういった未来への先回りをすることが

暦を学ぶことによって可能となります。

 

先行き不透明な令和時代において、

この先読みができるということの価値はとても大きいです。

 

人が最も知りたいことの1つは未来のことと言われています。

 

これを学ぶことができるのが暦について学ぶということなのです。

 

暦について学びたいという方は、武田までご連絡ください。

 

 

今回の記事では、変刻律というテーマについて書いていきました。

 

変わるのが当然の時代ですから、

思考や行動を柔軟にして変わること前提で動いていくことが

大切となってきます。

 

頑なに変化を拒んでいますと、

時代の波・変化の波に取り残されてしまいます。

 

こういったことにならないように

変化を楽しめるくらいになっていきましょう。

 

当記事につきましても、

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

まとめ

 

・十干と十二支の掛け合わせで、六十干支が出てくる。

 

・六十干支の中に、11個の異常干支がある。

 

・異常干支が3年連続で続く期間を、変刻律と呼び、

 この期間は様々な変化が起こるとされる。

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